筆跡鑑定でもイジメ問題の相談が増えた
このところ、新聞にもイジメの記事が載らない日はないほど大きなテーマになっている。私のところへの鑑定相談でもイジメ問題が増えてきた。昨年は3件、今年(19年)は2月中旬ですでに2件の相談があった。
今年の2件は、いずれも「ウザイ! 死ね!」などと書かれたイジメの手紙の書き手を特定できないかという相談である。1件は鑑定不能だったが、1件は「同じクラスのある子が犯人の可能性が極めて高い」という結論になった。
親御さんの話では、小学4年生の子供がイジメを受けて登校を拒否しているが、学校は解決のための行動を起こしてくれない。筆跡鑑定で書き手を明らかにして学校に対応を迫りたいというものである。
このケースは、いわゆる「変体少女文字」で書かれていたが、それはクラス40人中一人しかいない。鑑定結果は、「この子が書いたのはほぼ間違いはない」と言えるものであったが、断言するには十分ではない。
このようなぎりぎりのケースは間々あるが、特に相手が子供であるだけにより一層慎重にならざるをえない。
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