会長

  • 根本 みきこ
  • 筆跡アドバイザーマスター
  • 筆跡・印影鑑定人
日本筆跡心理学協会

代表鑑定人

  • 柳谷 亮
  • 筆跡アドバイザーマスター
  • 筆跡・印影鑑定人
日本筆跡心理学協会

米国・研究顧問

  • 稲垣 好子
  • ビジネスコンサルタント
  • グラフォロジスト/ライフコーチ
日本筆跡心理学協会

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鑑定人ブログ

筆跡鑑定とは

筆跡鑑定と聞くと、ミステリー小説や映画の中でしか見たことがないという方も多いかもしれませんが、実際に現代社会でも利用されています。 そもそも筆跡鑑定は、字やサインが本人のものであるかどうかを専門的に調査する技術です。 例えば遺言書や契約書を書いた人物が本人なのか、それとも別人が書いたのか、あるいは複数の領収証が全て同じ人によって書かれたのかなどといったことを調べるものです。調べるには同じ文字※1が必要です。 ※1:例えば遺言書に記載された「太郎」という文字の筆跡を調べるためには、比較する資料の中に同じ「太郎」という文字の筆跡が必要になります。

筆跡鑑定の歴史

紀元前より、権力闘争や不正行為の方法として偽造されたとされる文書は多く存在します。筆跡鑑定の歴史については多くの逸話や伝承が存在していますが、確認できる文献として登場したのは19世紀後半からのようです。 事実として、筆跡鑑定に関する研究は100年以上前から体系的に行われています。 1895年にドイツの生理学教授であるヴィルヘルム・プライアーは、利き手以外、足で掴んだり、咥えたりして書かれた文字にもその人特有の類似性があることを発見しました。同時期のフランスでは、筆跡鑑定の法的な証拠としての有用性が注目されています。 その後創作の世界でも筆跡鑑定が注目され、コナンドイルの「シャーロックホームズ」シリーズでも、主人公のホームズは人物の筆跡から、性格だけでなく性別も推測できるという特殊な能力を持っていました。 参照:マイケルワッツ筆跡学

筆跡鑑定の科学的根拠

1993年、アメリカの最高裁判所では、「科学的証拠の信頼性(受容性)を判断する新たな基準」として筆跡鑑定を科学的な証拠として扱うために下記のような基準を採用しています。
  1. 理論や方法が実証的なテストが可能なこと。 仮説が実験テストなどにより、科学的根拠があること。
  2. 理論や技術がピア・レビューされあるいは出版されていること。 学会など科学者のコミュニティーで点検されていること。
  3. 結果を評価するために誤差率や標準的な手法が明らかにされていること。 分析的基準が決められ、それがどの程度の誤りが生じるのか明らかにされていること。
  4. 専門分野で一般的に受け入れられていること。 学会などにおける受容の程度が考慮される。
参照:Wikipedia「筆跡鑑定」 実際に当会でも、年間調査実績200件、全調査実績は2300件以上、現在の代表鑑定人柳谷による鑑定書などの文書作成実績は1000件以上があります。裁判資料としての鑑定書作成のご依頼を数多くいただいており、おそらく世間一般にイメージされるよりもずっと多くの人に必要とされている技術といえるでしょう。

筆跡鑑定のやり方

  • サンプル収集
  • 初期分析
  • 詳細比較
  • 結果報告
一般的に筆跡鑑定の方法としては上記の流れで進むことが多いです。大きく分けて4点あるのでそれぞれ解説しています。
  1. サンプル収集 鑑定の第一歩は、比較するためのサンプルを収集することにあります。これには、疑わしい文書と実際に本人の筆跡であることがわかるサンプル(対照資料)を集めることになります。できるだけ多く、かつさまざまな状況で書かれたものがあればより高い精度で鑑定を行うことができます。
  2. 初期分析 サンプルが揃ったら、初期分析を行います。まずは、プロの鑑定人が目視での観察から始め、全体のレイアウトや文字の配置、行間の広さなどをチェックします。
  3. 詳細比較 次に、詳細な比較を行います。これには、文字の形、線の太さ、筆圧、書き順などを精密に比較することが含まれます。場合によっては、拡大鏡やコンピュータを使って微細な違いを検出することもあります。現代では専用のソフトやAIによる分析技術も積極的に取り入れられています。
  4. 結果報告 最後に、分析結果を報告書にまとめます。この報告書には、比較の詳細、見つかった違いと一致点、そして最終的な結論が記載されます。この報告書は、法廷などでも証拠として提出されることがあります。
当会では、上述の一般的な流れに加えて、最初に鑑定結果の方向性を調べてお知らせいたします。これを事前調査と呼んでいます。 ご相談者様は、この事前調査の結果を聞いてから、鑑定書の作成に進まれるか、それとも中止するかをお決めいただけます。これにより不要な鑑定書が出来上がることを避け、ご相談者様にとって最低限の出費で済むシステムをご用意いたしております。

筆跡鑑定士とは

一般的に筆跡鑑定を行う人のことを「筆跡鑑定士」ということがあります。筆跡鑑定士は筆跡から本人と他人の作成した文書を鑑定し、裁判の証拠資料として鑑定結果を報告書として作成したり、同様に印影の鑑定を行う方もいます。 一方で混同されがちなのが「筆跡診断士」という言葉で、こちらは鑑定士とは異なり筆跡からその人の性格などを診断する方のことを指します。ただし、どちらも兼任している場合も多くあるので、「診断士だから信用できない」ということはありません。 筆跡鑑定士は警察OBや探偵業者、文字の研究をしている大学教授、書道家などが多く、実際に事件の証拠や遺言など法的に重要な書類を扱うこともあるため、責任の重い仕事であるといえるでしょう。

筆跡鑑定でわかる性格

筆跡心理学は、世界的には「グラフォロジー(Graphology)」と呼称され、「グラフィツック=図形」と「サイコロジー = 心理学」の合成語からできています。そのため和訳は「筆跡心理学」となります。 この筆跡心理学は、フランス、イタリア、ドイツなどでは140年程度の歴史があり、特にフランスでは、「筆跡診断士」は、弁護士などと並ぶ国家資格になっています。わが国では、新潟大学教育学部の黒田正典教授、慶応義塾大学の槇田仁名誉教授などが代表的な研究者です。 筆跡心理学とは

筆跡鑑定の証拠能力|警察での利用

先述の通り、筆跡鑑定の鑑定結果は実際の裁判での証拠能力や、法的な意義を認められていると言っていいでしょう。 科学警察研究所の情報科学第二研究室では、筆跡に関する研究が行われていて実際の文字の特徴だけでなく、ペン先の動きや筆圧データの収集なども行われています。 科学警察研究所とは 警察庁の附属機関で科学捜査、犯罪防止、交通事故防止等に関して、広範囲な研究を行なっています。 実際の事件や多くの創作物の中でも、犯行声明や脅迫状に新聞の切り抜きなどがよく使われます。このことからも犯罪捜査に筆跡鑑定が用いられていることがわかります。