
雑誌掲載
Hanako(No734)
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柏木珠希の 新発見! |
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文字のクセは恐ろしいほど性格を語った。 |
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自分のことなどすっかりわかったつもりの30歳過ぎの独身ライターが、いまさらながら自分探しに挑戦する当企画、今回は私がふだんなにげなく書いている文字から、私がどんな人間かを診断していただきました。
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うーん、お調子者ゆえ人に合わせるのはたしかにうまい。それにしても、この連載でよく診断されることなんだけど、やっぱり私って人の上に立つタイプじゃないのね・・・・・・ 「《電話》の《話》の口の部分の右上部分など、折れ曲がっている部分を、転折といいますが、これが丸くなっているのは考え方が柔軟で、アイデアとユーモアにあふれている人」の言葉も当たっている気が。 さらに先生は話を続ける。 「《文章》の《章》の下に突き出る縦棒が柏木さんの場合、長いですが、これを”下部長突出”といいます。これは意欲の表れで、こうと決めたら、トコトンまでやる人・・・」 と、ここまで聞いて、意地悪な私は心の中でニヤリと笑った。実は私、その正反対で、何をやっても長続きしないタイプ。これまで挫折した趣味や習い事といったらベリーダンス、ピップポップ、ウェイクボード、ボディボード・・・とキリがない。すると、「・・・なんですが、柏木さんの場合、文章の改行が多く、文字のハネも弱いので、ダメとわかった時点でサッサと切り上げるタイプです」だって。 ひぇ〜、まさにそのとおり。筆跡診断の正確さとともに、己がリーダーになれない理由はこの中途半端さにあるのでは、と実感した今回だった。 |
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「この記事を含む 『自分探しマニュアル』 (大和出版 03−5978−8121 柏木珠希著) が発刊されました。 面白くて役に立ちあっという間に読み終えてしまいます。お勧めします。(根本 寛)」 |