GeminiやChatGPTといったAIが間違った情報をもっともらしく答えることがあることは、最近では多くの方に理解されてきたように思います。当方でこの間違った情報、つまりAIの嘘で困っている点に、筆跡鑑定に筆跡心理学の知見を援用していると答えることがあります。
株式会社日本筆跡心理学協会では現在柳谷亮が代表鑑定人として多くの筆跡鑑定を手掛けておりますが、筆跡心理学を筆跡鑑定で使うことはありません。字画の長短や偏と旁の間隔の広狭など、着目する点に共通する面があることは事実ですが、筆跡鑑定はあくまで筆跡がどのように書かれているか調査するものです。したがって、例えばこの文章を書いたときは気分が良い状態だったのだろうなどということは、想像することはあっても筆跡鑑定での考察・検討の材料となりません。
