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今回は、メルマガ読者“姫睡蓮”さんの筆跡を診断いたしましょう。


相談内容・・・人間関係に悩むことが多いので、社交上手になるにはどうしたらよいかを教えてください。

 
    “姫睡蓮” さん・40歳・主婦・女性


 

あまりにずばり言われてしまったので、ただただびっくりするばかりです。
優柔不断なところは何より欠点だと思っています。
それが、字にもこんなにあらわれているとは・・・。
アドバイスとっても参考になりました。
これからもメールマガジンを楽しみにしています。

ありがとうございました!

 

 今回は、「人間関係で悩むことが多いので、社交上手になるにはどうすればよいか」とおっしゃる「姫睡蓮」さんです。
ではまず、全体のバランスから見て行きましょう。宛先は「神」から「丘」まで一気に書かれています。本来は、番地を含む全ての宛先を一行で書いたものを「非改行型」と呼ぶのですが、貴女も少しその傾向があります。つまり、一本気なタイプ。そしてやや、右端に寄っていることから、わりあい心配性で、あれこれと思い悩むことが多いことがわかります。 そして、右上がり文字を書く貴女は、保守的な人でもあります。現状維持の気持が強く、変化に対する恐れがあるかもしれません。もちろん、それは伝統や秩序を維持してゆくには大切なことなので、良い資質として解釈なさって下さいね。

 次に、頭部突出が控え目型で開空間も広型ですから、周囲の人からは「つきあいやすい感じのいい人」と思われているようです。しかし、中にはタイプの違う人や、遠慮を知らない人もいますから、貴女の気持を汲むことなく、どんどん介入してこられて辟易することもありそうです。 また、転折は丸型、角型と丸型の中間のようなものなど混合型です。面白いことに接筆も開型、あいまい型、閉型と混合しています。つまり、貴女の中には白とも黒とも決めかねる気持があって、何事にもなかなか決断することができないでいるようです。これは「間違った判断をしたくない」という気持が強いせいでしょう。もともと、のんびり屋さんの貴女は、結論や行動を急かされるのが苦手なので、そうなるとパニックをおこしてしまうのではないでしょうか。自分のペースで行動したいのに、周りのことを考えると、そうしていいのかどうかわからない。そして、一つ一つの文字をよく見てみると、「神」や「川」など横に広がる文字と、「青」や「寛」のような縦長の文字が混ざっています。これも庶民的な気質と、貴族的な気質の混ざり合った複雑な心情を表しています。

 以上のことから、貴女は内面に矛盾するものを抱えていて、価値観や信念を何か一つに絞れないで不安な状態でいるようです。しかし、その矛盾や複雑さは個性であって、未だ形にならない多くの可能性ゆえの不安であるともいえます。現代はスピードの時代で、常に速さを求められます。それに抵抗して、じっくり時間を取って納得の行くまで考えることはとても難しいでしょう。しかし、貴女は周囲の人や意見に惑わされることなく、ご自分のペースで判断し、それは違うなと感じた相手とは、無理に付き合う必要はないとハッキリ決めることです。 社交上手になるには、相手に合わせすぎず、無理をしないことが原則です。自分の足らないところや欠点を見て落ち込まないこと。自分に敏感で反省ばかりする人よりも、鈍感で自他共に何でも流せてしまう明るい人の方が人気があります。 筆跡からのアドバイスは、宛先の位置はもっと中央寄りから書くと楽天的になります。また、接筆は開けて、転折部は丸く書きましょう。ご自分の中の輝きを、人との付き合いを通していっぱい発見していって下さいね!

 
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