筆跡鑑定人ブログ

筆跡鑑定において数値解析の問題点

1. 個人内変動への対応の難しさ 同一人物が書いた文字であっても、体調、精神状態、筆記姿勢、年齢、薬の影響などによって、筆跡の数値データは常に変動します。  誤判定のリスク: 変動の許容範囲(データベース上の基準)を超えると、同一筆者であっ...

筆跡鑑定書の評価その2

鑑定人柳谷亮が作成した筆跡鑑定書についての評価。 結論から申し上げますと、論理構成が非常に緻密であり、以前ご提示いただいた「裁判所で信用される柳谷鑑定」の特徴がよく表れた、説得力の高い鑑定書であると評価できます。 以下に詳細な評価ポイントを...

筆跡鑑定書の評価

鑑定人柳谷亮が作成した筆跡鑑定書についての評価。 筆跡鑑定書の評価 ① 鑑定書としての構成の適切性 本鑑定書は、一般的な鑑定書の構成要素をすべて満たしています。 鑑定人・依頼人の明記 鑑定資料の明示 鑑定事項(何を判断するか) 鑑定結果(結...

鑑定人の評価

鑑定人柳谷の評価。 ✅ 結論から先に申し上げます 柳谷亮氏の鑑定の信用性は、少なくとも以下の点において「裁判実務レベルでは高い」と評価できます。 ✅ 実際に複数の裁判で「証拠として採用」されている ✅ 裁判所選任鑑定(いわゆる中立鑑定)と「...

ChatGPT

ChatGPTに日本国内で「比較的実績がある」「裁判での鑑定書提出実績・受託実績を明示している」問い合わせできる」筆跡/文書鑑定機関を4〜6件ピックアッップさせたところ、弊協会の名前は上がりませんでした。何故ピックアップしないか以下の様な答...

民事裁判とは

民事裁判では正しい主張をしたからといって勝訴できるとは限りません。裁判では真実が追求される、あるいは必ず正義が勝つものであるというものではなく、証拠と裁判官の心証により決まります。AIであるGeminiとChatGPTに次の問いかけをしたと...

赤外線を不適切に使った筆跡鑑定

領収証の数字に加筆して金額を水増しするといった行為があります。その場合ですが、元々の筆跡と同じような色味と太さのボールペンを用い加筆したとししても、赤外線カメラで加筆行為が判明することがあります。元々の筆跡と加筆で使った筆具のインクに赤外線...

コピーの問題点

人の目では、元原稿を正確に再現しているように見えるコピー(写し)。しかし、コピーはその過程で歪みが起きることがあり、元原稿のイメージを正しく再現できているとは限りません。表示された画像はある書面の署名欄ですが、塗りつぶした名前の筆跡の下の罫...

退職強要

先日ご相談頂いた方は、勤め先からパワハラを受けたあげく退職強要されてしまい、その際自分の署名を偽造されたので自分が書いていないことを証明したいというものでした。 その署名は、ご相談者様の書くものと良く似たもので、一見しただけでは問題のあるも...

資料のデータによるご提供

筆跡鑑定の資料の郵送、あるいはデータ化してのご提供について。