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経営コンサルタント
筆跡診断士 根本 寛
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約三年にわたり業界を代表する方々の筆跡を拝見させていただいている。同じトップでもさまざまな性格の方がいるものだと改めて痛感している。
この業界は数年前から転換期に突入していたが、今年はまさにその正念場だ。そこで、この業界人の筆跡と性格の傾向と今年の経営環境の両面から、今年、発展するための筆跡を説明したいと思う。
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■やはり技術者系の筆跡が多い
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今までの紙上筆跡診断から感じることは、平均して技術者系の筆跡が多いということである。技術者系とは、言葉を変えれば職人気質ということで、おおむね生真面目・几帳面型である。その反対は融通型となり、いわば政治家タイプ、商人タイプになる。
整備や板金などの仕事では、決められた基準できっちりした仕事をすることが求められているから、長くそういう仕事をしていると、もとは融通型の性格の人でも段々生真面目型に変わってゆく。このように職業が性格を作っていくこともあるわけで、これを心理学では「職業性格」という。
技術者型の性格を表す文字としては、まず「接筆閉・転折画」がある。これは「口」や「田」など四角形の文字で、左上の接筆部がきちんと閉じて、右上の転折部が角張るタイプ。融通型は接筆部が開き、転折部が丸くなる。このタイプの人は、「実社会ではそんなに几帳面に書くことはない。ほどほどでいいじゃないか」と考えるわけで、いわば環境に対応して柔軟に行動できる人間で、現実対応型ともいえる。
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■技術者型は変化対応が下手
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こう書いてくると、もうお分かりのように、技術者タイプは、残念ながら、変化対応が苦手の部類に入る。考えてみると今のような環境変化の激しい時代に適応できないグループに入ってしまうわけである。「自動車リサイクル法」「ワンストップサービス」「車検延長」など、ここ一〜二年の重大な変化対応が迫られている立場としては、これは困ったことである。
そこで、筆跡を少し変えて、技術者としての緻密な神経は大事にしながら、変化対応型へマイナーチェンジをしていただきたい。
毎日の行動で職業性格が作られるように、文字を書くのも行動の一環だから、その文字を柔軟タイプに切り替えていけば、それが深層心理に作用して性格を変えていくのである。まず、図1のように、切り替えるみることで変化対応力を強化していただきたい。
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■心を広くする筆跡
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技術者型の第二の特徴は、「様」など偏とつくりのある字の場合、その偏とつくりの間が狭いということである。これは、人がなんと言おうとわが道を行くというタイプである。
名人芸といわれるような技術者を目指すのであればこれは悪くないが、今の転換期を乗り切るには、変化を受け入れ、部下が付いてくるように包容力を強めることが大切である。それは、その偏とつくりの間を広めに書くことである。この部分は「氣宇」といって心の広さを表している。ここをゆったりと書くように心がけていると、しぜんに人物が大きくなっていく。
そうなると良い情報もどんどん入ってきて、この転換期もプラスに転じることができる。だまされたと思って実践していただきたい。必ずプラスになるはずである。 |
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