今回は、「今年からエステティシャンで独立し、一人立ちして子供二人を育てようと思っているが、自分に向いているかどうか。また、愛情運を上げる筆跡を教えて欲しい」とおっしゃる４４歳の「キャサリン」さんです。
新春号に相応しいご相談をありがとうございます！このように、お仕事でも私生活でも新たなる旅立ちを決意されるには大変な勇気がいったことでしょう。キャサリンさんのご英断にまずは拍手をお贈りします！さて、キャサリンさんの前途は如何に！？
まずは全体のバランスから。太目のマジックを使用されていることもあり、宛先も宛名も大きめの文字で力強く「神」「根」はかなり高い位置から書かれていますので、体力気力に満ち溢れ、新しい仕事に挑戦する気満々のご様子がうかがわれます。ただ、行がハガキ右端ギリギリに寄っていることから、本来は人前では引っ込み思案で、警戒心が強い方であることがわかります。どちらかといえば、広い方に飛び出していくイヌ型ではなく、周りを観察しながら端っこを歩くネコ型ですね。
次に、文字の特徴に移ります。考え方を表す「接筆部」は開いたり閉じたりしており、行動面を表す「転折部」は角型です。考え方はその時々で臨機応変に変化させますが、行動面は型にはまることを好み、几帳面なほうでしょう。
次に、頭部の突出を見ると長くも短くもない中間型。自分を抑えるべき時は抑えて、発言を求められた時にはきちんと意見を言える方です。しかし、ハガキの裏面の文字は、頭部が突き出ているものも多いので、実際はご自分の思った通りに物事を進めたいほうなのでしょう。
さてハネはいかがでしょうか？表面はハネていますが、裏面はハネていない文字も混じっています。家の外と中では粘り強さを適当に調整しているかもしれませんね。
へんとつくりの開空間は普通か、やや広いですから、人間関係の幅はほどほどで一通りの付き合いは出来る方でしょう。
特筆すべきは、「根」の起筆部分がひねっているのと、「様」の右払いが大きいことです。前者は「起筆ヒネリ型」といって、何事にも自分独自の考えを持つこだわり屋さんに多くかかれる特徴です。後者は「装飾文字」といい、おしゃれに気を遣う傾向のあることを表しています。
以上の特徴から、職業面と人間関係を分析してみると・・・・。「キャサリン」さんは、常日頃「やはり○○は〜〜であるべきだ」（たとえば、「女性は美しくあるべきだ」など）といった、ご自分の強い思いをお持ちで、その信念のままに生きてゆきたいと考えていらっしゃること、新しいことに前向きで、身だしなみやおしゃれに気を遣うが、さほど目立ちたがり屋ではない方であることがわかります。つまり、文字からは、しっかりとした美意識をお持ちのキャサリンさんには、エステティシャンはピッタリであることが証明されました！
筆跡特徴からは、２つの改善点を申し上げます。行右寄りはチャンスを逸することがありますので、今後はもう少し中央寄りに書くようにして下さい。独立するなら、頭部の突出をもっと長めにしてリーダーの自覚を持って下さい。左右の払いを留めずにスッと長く伸ばして、華やかさと情熱を強化しましょう。これは恋愛運をアップさせるのにも有効です。
職業面に関しては、エステティシャンは私の天職だ！と信じて、仕事を楽しみわき目も振らずに打ち込めば、その情熱と輝きでお客さんは必ず集まるでしょう。一般に、美容関係のお仕事は年齢が上がるほど難しいと言われますが、エステの技術だけでなく、お客さんがつい悩みを話したくなるような人間力を身につけるのは若いうちには難しいはず。キャサリンさんの豊かな人生経験を生かして大いに頑張って下さい。体力勝負のお仕事ですから、ご自身の身体へのケアも忘れずに。恋愛面ではどうか焦らずに。まずはご自身のお仕事を軌道に乗せることを最優先しましょう。ご褒美は、そのあと必ず訪れますからお楽しみに！応援しています！！
